私がこれから質問する事は、これからの日本にとって大変重要な事柄です。
P.Cで寛いでいらっしゃる方々には申し訳ないのですが、今私が一番関心がある事なので是非お答え下さるよう宜しくお願い致します。
昨年の東日本大震災は私達、特に東北の方々にとって大きな傷を残し、未だそれが癒える事はありません。
これからも、いいえ一生消えない事でしょう。
でも敢えて言うなら、私達にその出来事が残した良い点は「自然の力の前には人の力が無力である事」、そして「原発について如何に情報の開示がなされていなかったかという事」です。
今六ヶ所村にはガラスで固められた高レベル放射性廃棄物が2000本近く貯蔵され、そして各原子力発電所には25000本相当の使用済み燃料があると言われています。
先日のNHKスペシャルでも放送していましたが、これ等を処理するには地下300mに埋めるのが最良の方法とか、しかしその候補地として名乗る自治体等が皆無であるのが現状だそうです。
そりゃそうでしょう、敢えて危険と分かっていて自分の近くに待ってきて良いなどと誰も思う筈がないでしょう。
これをエゴとは決して言えません。自分の身は自分で守るのが生き延びる術ですから。
そのような危険やリスクを今迄の日本政府は札束を見せて釣っていた訳です。
しかし今回の大震災で、金では買えぬ尊いものがある事に私達は改めて気づかされたのです。
今あるある放射性廃棄物をどうすべきか、そしてこれから原子力発電を続けてく限り廃棄物は永遠に出続けると言う事、ガラス固体の放射性物資質のレベルが低下するのは100万年もかかると言う事、等々想像外の事でした。私達はここ2、30年の事を知りたいのです。
いったい私達はなにをすれば良いのでしょう。
まだまだ良い足りないのですが、今の原子力発電等について、地震国である日本での地層処分について等々、忌憚ない御意見をお聞かせくだされば幸いです。
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私は北海道にあるH町の核廃棄物処分場からそう離れていない地域に住んでいます。現在、急ピッチで処分場の拡張を行った結果だと思いますが、地下で事故(地下水関係)が起こるなど、目先の処理だけを急ぎ、その先のことを考えない時代に逆戻りしてしまいました。これが違う形で起こったとなると、人口は少ないとはいえ、私たちの住み慣れた土地も人為的なミスで住めなくなってしまうことは必然です。H町も原発のある町村と同じように、現在の、いえ当時の政党の政策により札束でという形でしょうか。私はH町に住んでいないですが、事故が起きたら確実に影響が出る場所に住んでいるにもかかわらず、何も情報が来ません、国家機密なのはわかりますが、人が安心して住めないというのは大問題だと思います、どこが民主的なのか疑問です。原発のおかれた隣接の市町村も同じだと思いますが、重要なことがつかめず、不安が広がった結果が今の問題の中にもあると思います。何もかもが闇の中で決まり、国民は選挙だけが権利で、その後、4年間は主義主張は何も出来ずに粛々と決められていくものに従うというのはそろそろ時代外れな気がします。また、人口的に都会だけ選挙運動すれば当選するというので、ほぼ、田舎の主張は反映されず、このように廃棄場を建設し、それでなんとかしろという状況が生まれるのです。この廃棄場が国会議事堂の地下に建設されたらどうでしょうか?自分たちで立案したもの、大丈夫というならそれくらいの気持ちでやってほしいと思います。何が安全なのか、こうやって事故が起きてから行動する、それをだらしないとなじる、そういう時代は終わり、きちんとした立案、万が一の対策を処置していかなければ、私たちのこの豊かで大切な日本、いや、地球全体が宇宙戦艦ヤマトの第1話の地球のような状態になってしまうのではないでしょうか?イスカンダルが本当にあるとは思いません。だから、未然に防ぐことが重要だと思います。こういうことがあると話題をすり替える、踊らされるマスコミにも問題があります。こういう時代だからこそ、国民一人一人がきちんとした行動を取らねばならないと思います。日本人の一番良いところは、周りを思いやる心があると思います。かつての日本の教育、家庭でもそれが一番でした。それが失われています。何とかしていきたいですね。自分だけが良ければいい、そうではないと言うことを・・・・。
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東北の方にとって東日本大震災及び原発事故で受けた、精神的・身体的な傷は測り知れないものだと思います。
ただ、原発をすべて廃炉にするべきという考えは私にはありません。
なぜなら、火力発電は二酸化炭素が多く発生するため、大気汚染がすすむことによる、ぜんそくを始めとした呼吸器疾患の患者の増加・温暖化の進行・石油などの価格高騰による電気料金の高騰・新病の発生などのデメリット面が多いからです。
また私は、今回は偶然原発で事故がおきましたが、火力発電で同じ事故がおきれば、今回の事故以上の被害がでていたと思います。
(爆発の火災で多くの方が亡くなるでしょう。)
今、私たちがやらなければいけないのは、現実を冷静にみることでしょう。
原発事故による放射線量は今どれくらいで、それは私たちの健康にどのような影響を与えるのか?
火力発電中心にすることによるメリット・デメリットにはどのような事があるか。それにたいしてどのような対処ができるか。など個人個人が真剣に考えることが必要です。
感情論で原発は事故が起こって怖いから、止めろというのは、短絡的なものの考え方であり、適切ではないと思います。
選挙で、自分の考えに近い国会議員に投票することも一つの手ですね。
かっちゃんかずのこさんの意見は感情論ではないと思いますよ。
現実に
人間が手におえない廃棄物を常に生産している訳ですから
いずれ人間が手におえない災害がきた時が一番危険なんですね。
なので、
将来のリスク回避のためにも今から少しずつでも原子力を縮小していかないと
未来に負の遺産を残すことになります。
人間は贅沢しなくても生きていける適応能力の高い動物なんです。
電気が自由に使えなくなったってそれなりに適応していきますよ。社会全体が
原発の問題は色々な事を含んでいますよね。放射能の廃棄、大気汚染 はたまた、核兵器保有国の事など、解決しなければならないことが山積しています。ただ一番大事な事は、この{原発、核兵器など.....}問題に対して日本はもちろん、世界中の人たちが、意識を持ち、声に出して発言すること、又、知人や友人などとも、対話することだと思います。
だって世界は 村民、町民、市民、で成り立っているのですから
基本的に唯一の被爆国である日本に原発はないのが理想です。でも現実問題として日本は資源が少ない国なので、原発に頼らないと電力供給が厳しいと思います。原子力発電に変わるものが見つかって活用できるようになって欲しいと思います。
政府に庶民の声は届きません。
どうしたら良いのか、まだ何の解決も見えない状態ですね。
原発に変わるエネルギー拡大も難しい気がします。
ただガス関係が注目されているので多少の期待はしたいですね。
汚染に関してはもしかしたら手の打ちようがないのかもと
思わざるえないと、時と共に感じています。
それでもデモ等もやっているので、多くの人が参加すれば
少しは何かが変わるかもしれないですね。
身近な事、自分に出来る事をするしかなさそうです。
地震大国の日本であるので地震や津波による原発の被害というのは十分考えられてきたことだと思います。
当然、それをわかっていて議論を唱えていた人もいるはずです。
ですが私達は、提示される情報ばかりを見て、目の前に現れないものを見ようとしていなかったのかもしれません。
これからは自分自身でしっかりと情報を判断していくことが大事だと思います。
そしてそれを周りの人に共有していくことが大事だと私は、考えました。
こんにちわ。
あの震災で失ったもの、または今まで見えていなかったことが山ほど出てきました。
今までは悲嘆にくれることが多かったし、出来ないことが山積みで途方にくれていた状態だったと思います。
でも、そろそろ元気を出しても良いときだと思います。
原発の利権にしがみついて、国民の生命を足蹴にしようとした人たちに対して怒りを忘れなければ、ガッツだって出てくるはずだと私は思います。
原子炉やその廃棄物がこの先どうなるのかは分かりません。
しかし、今やヨーロッパやアメリカなどが原発事業から手を引き始めています。震災であまりのリスクの大きさに先進国がたじろぎ始めた、というのが本当のところですが、日本だけが原発を止めない方向でいこうとしています。
このまま原発に拘ることは日本の将来にとって良い結果をもたらさないような気がします(私は)。30年後、もし原発事業が世界から無くなった場合には、気が付けば後進国の仲間入りだってあり得る話になりつつありますからね。
私たちに出来ること、それは怒りを忘れず、電力会社に支払うお金を出来るだけ減らして縁切りの機会を待つことだと思います。
次のエネルギーが何になるのかは分かりませんが、もう少しすれば発送電は分離されるかもしれません。特にTPPに参加するとなれば電力自由化をアメリカがごり押ししてくるかもしれませんし、外資がわんさかやって来る可能性も高くなります。
今のままでは何とも言えない事が多いのですが、腐らず、焦らず、少しずつ考えていけばいいと私は思いますよ。
貧乏が一番安全。
しかし、誰も口にしない。
他のエネルギーも安全ではない。
火力やシェールガスも危険性がある。
再生可能エネルギーは他のエネルギーをたくさん使っている。
原発は最も人(世界)が管理できているので最も安全とも言える。
一番安い電気が一番良い電気である。
危険性も価格に織り込まれるから。価格に反映されないと危険である。
正直なところ、私は、かっちゃんかずのこさんのようにしっかりとした意見はまとめられませんでした。
ただ、私が思うのは、原発は日本を豊かにしてくれたかもしれないけど、今は日本を日本に住む人たちを苦しめているんだと思います。
電気のない生活は今は考えられません。
だからといって、原発を全面的に撤廃して、火力、水力、風力発電に頼っていたら、電気料金は負担が増えてしまう。
安全で安く電気が使えたら最高ですが、原発を続けたら常に危険と隣り合わせになっているっていうことですよね。
また、いつ、大地震が起こってもおかしくないんですから。
それなら、まずは安全を第一に考えてほしいです。
大地震や津波などで、被害を受けた上に原発の被害にも見舞われるなんて・・・。
かっちゃんかずのこさんの欲しい回答ではなかったかもしれないですね。
幼稚な回答で恥ずかしいですが、私は、道路補修などに予算をつぎ込んでいるのなら、日本に住む人たちをしっかりサポートして守ってくれるような政治家が出て来てくれたらと願っています。
安全だとだましつずけたうそつきやがって発電!なんかやめてしまえ。
想定外の津波、地震
災害が来て現実と思えない
あの光景誰もが忘れられないでしょう
しかし
今だ嘗て対策も何もされてない
「何がが起きてから対応する」
それが今の日本の現実です
高速道路の天井にしろ
何か事件や事故が起きてから
法律が決まり、対応したり対処したり
何もかもが後手になっています
そんな事では繰り返すだけ
原発も想定内以上の防波堤
安全な作業環境、人員の配給
ストレステスト等のメンタル面
そして廃棄にいたっては遅すぎます
外国では災害の少ない地域に
専門の設備、人員が常時居たり
この先何十年使っても
安全、安心が第一の環境風景が取材でされていました
安全管理いつやるの?今でしょう
未だに何もされていなく稼動し続ける
使ってから廃棄にいたっては
何も確実的な処理方法も明確にしていない
しかし反発しても代用、代わりとなる資源エネルギーも無い
>先日のNHKスペシャルでも放送していましたが
問題点、追求、解析、説明も踏まえて
NHKさんはやっているだけだと思います
NHKさんはxxxもあるらしいですからね。
TVや情報に惑われてはいけません
「実際に興味があるのであれば原発が稼動している地域の
近隣施設等に行ってみたり、近隣住民に聞いてみてください」
まだエネルギー問題に関して興味があるだけで良いと思います
かっちゃんかずのこsanの難病が余り進行もせず、少しずつですが改善されているような気がしていらっしゃるとの事。
嬉しいお知らせを書いて頂き、心に響きました。そして思わず、回答じゃないけど、ご返信のお礼として、また書いてます!
これ以上進行せず、生活への支障が少なく過ごせるようにと思ってます。
情報開示について共感して頂き、ありがとうございました!
「何でも隠したがる日本人」→何事もメリットもデメリットもあると思って
ます。人によっては、メリットがデメリットだと感じる事もあると思います。その逆もありだと思います。原発反対と維持の両方の意見があるのは十人十色だからこそだと。
でも、結果的に死傷者多数の大きなデメリットだった事、「想定以上の(天災による)被害になる事を知らなかった事実」を隠したがる気持ちは分りますが、未だに嘘の発表をする東電は何なんでしょうね。
何も知らないから、何も出来ないし、考えないのです。→超同感!!!
「無知ほど人を傷つける」場合が多いと思ってます。
少しずつしか知る事出来ないし、知ったところで実行するとなると更に少しずつです。でも、それでも、まず知って受け入れるところから始めないとです。それが、→日本人として共有の意識を持ち連帯感を深める事が今求められている気がします。←だと思いました。
フランスが実行したという海底に埋めたというニュースを、毎日のように流して欲しいもんです。どんな調査をしたのか。どんなメリットとデメリットがあって実行したのか。調査〜現在もきっとかかっている費用についても毎日知りたいです。フランスと日本じゃ海底プレートやら何やら違うけど、実践した人達から学び、自分たちで応用するのが1番です。
では、お互い快癒できるよう、快癒は望めない病だとしても、上手に病と付き合って過ごせる方法が沢山見つかりますよーに♪
私は半世紀も前から東電の株主で当初から原発に反対してきました。ウソで塗り固めた安全神話は福島の事故で明らかでしょうから、ここでは繰り返しません。発電コストが安いというウソを信じている人がいるかも知れません。しかし原発を誘致した市町村に支払われた膨大な金はわれわれの税金と電気代なのです。さらに廃棄物処理に膨大な税金が投入され今後も今まで以上に投入されようとしているのです。本来の電気料金のかなりの部分が税金に転嫁されているのです。また原発はCO2を出さないというのもウソです。原発の建設(港も含む)に膨大な石油が使われるなど発電までに多量のCO2を出します。さらにウランの探鉱・精錬に多量の石油を使いCO2を大量に発生させているのです。
にもかかわらず原発推進の動きがやまないのは、原発によって儲ける多くの企業があることが一つの背景になっています。原発で使う水道のバルブは内部に亀裂がないかどうか超音波で検査しただけで数十万円もするのです。さらに一部のジャーナリストが言っているように原発があれば核武装が容易なのです。自民党や維新に核武装を辞せずと主張する人たちが増えていることに深い憂慮を抱かざるを得ません。しかもその人たちが原発推進論者なのです。私は原発に反対することと原爆に反対することとは同じことだと思っています。
坂を転がり落ちる石は止まることがないように進み続けるんじゃないかなと思う。
3.11が起こる前テレビでは原発推進のCMがそれは頻繁に流れていた
漠然とほんとに大丈夫なのかな?こんなに進めているけどと思っていた時にあの震災が起きた。
原発がなければ、原発がある自治体やその周辺の町にもお金が落ちなくなりすたれるのはわかりきっている。だから無理にでも止めることができずにいる。
ただし、自然災害はまっちゃくれない。
3.11のような地震、津波がまた同じような規模で起きないとは限らない。
うちの近くは女川原発がありもし福島と同じようなことが起こっていたとすれば間違いなく家には帰ることができなくなる。
だが、お偉いさん方はあの震災でも女川は大丈夫だったんだからというが本当は女川だって首の皮一枚でつながっていたようなもんでしかないことに目をそむけている。怖いと思ったとしてもそこで生まれ育ち生きていくしかないのだから。
それに先日のロシアの隕石のようなことが起こらないとは限らない。もしもっと大きな規模の隕石が原発の真上に落ちたとしたら?3.11なんて比べ物にならないんじゃないかと思う。
処理するところまですべて考えて原子力発電所は作っちゃいない。
とりあえず作ってあとはつじつま合わせして何とかしちゃえとしか思っていない。
誰かが何とかしてくれるだろうってことしか考えちゃいないんじゃないかな。
半減期とかが長すぎるし…生きている間にどうこうできるような代物じゃなかったんですよね…
それでも人間は間違いを犯しながら生き続けていくしかないんでしょうね。
ぜんぜんなんかまとまんなくてごめんなさい
今回の東日本大震災で私たちは原子力発電というものを考えるきっかけになったのではないでしょうか。
この地震がなかったら私たちは原発のことを未だに安全なものとして思っていたでしょう。
これを機に発電の経済性と安全性の両立をどうするのか考えることにしましょう。
まずは、日本の現状がどうなっているのかを、軽くおさらいしたいと思います。
原発は、よく ”トイレの無いマンション” に例えられますよね。 でも、個人的には、トイレが無い・・ではなく、浄化槽の無いマンションの方が、例えとしては適切な気がします。 当然、使用済み核燃料が例えられる物は、住人が出した便や尿です。 原発はトイレに例えられます。 現在の状況は、住人がトイレを使って便器内に溜まった排泄物は、一時的にポリタンクなどに移し、トイレの角に置いてある状態。 そして、そのポリタンクがどんどん増え、あと数年で置き場所が無くなってきてしまった状態です。
当初の計画では、この置き場所が無くなる前に、核燃料サイクルを立ち上げ、溜まった使用済み核燃料をリサイクルするつもりだったのですよね。 トイレの例で言えば、人間の排泄物を肥料に変える工場を作れば、排泄物→肥料→野菜・果物→人が食べる→排泄物 というサイクルが出来上がる・・という計画です。 しかし、原発の場合、このサイクルの肝になる、青森県六ヶ所村の再処理工場(肥料工場)が、うまく立ち上がらず、当初もくろんでいたサイクルが未だに回らずにいる状態。
なので、今後一切の原発の稼動を行わなくても、日本全国の原発には今まで出た使用済み核燃料(排泄物)が、沢山溜まっているワケですね。 福島第一原発の場合、4号機がこの状態でした。 4号機は点検中のため、炉心に核燃料は入っていませんでしたが、原子炉建屋の一部に作られた核燃料プール(ポリタンク)に、それまで使った大量の使用済み核燃料が置かれていたワケです。
要するに、現在日本の稼動していない原発は、この4号機と同じような状態になっており、発電してないから安全・・という事は全く無い状態なのです。 使用済み核燃料は、常に熱を発しているので、水に浸ける等何らかの方法で冷し続けないと、メルトダウンを起し周囲に大量の放射性物質を撒き散らします。
この使用済み核燃料の処分をどうするか・・という事の目処が立たずに、問題になっているワケですよね。 そして、政府は基本方針として、この使用済み核燃料をどこかの地中深くに埋めてしまおう・・と考え、その候補地を探しているが見つからない・・という状況ですよね。
という感じです。
放射性物質の放射線が衰退するには100万年かかる。なんてずーっと以前から言われている事。だから海洋投棄をしているんでしょ?
ドラム缶に詰めてセメントで固めて。それが海中で劣化するなんて目に見えてるのに科学者も政府も知らんぷり。原子力エネルギーはクリーンだ、なんてウソついて。
今の原発推進をして来たのは自民党と経済産業省の癒着からです。民主党が原子力規制委員会を発足させたのにも関わらず、政権交代でまたも原子力推進に向かっています。それは原発を作る日立、東芝、また原発に関係する人や金の経済効果を期待する地元住民。それらが深く関わっている事に違いありません。
今回の事故は悲しく、また我々に大きな教訓を残したにも関わらず政府と電力会社の隠蔽により正確な情報は開示されず、恐らくこのまま福島は何十年に渡って陸の孤島となるでしょう。
ウソつき民主党が「クリーンエネルギーの創出」をうたったように、その実現に向けて国民が声を上げるとともに節電にはげむしかないでしょう。
そして、私の考えですが、地中深くに埋めてしまう政府方針には、賛成できません。
理由は2つ。
1つ目の理由は、地球の表面は常に動いているものだからです。
もちろん、原発建屋の屋根・壁とプールの水だけが遮蔽物というあまりにお粗末な保管状況よりはマシだとは思います。 今の状況では、下手すればテロリストの手榴弾1発で、その地域を放射線まみれに出来るワケですから。
ただ、エベレストで貝の化石が見つかるように、地球の表面は長期的にはすごく動いています。 ご存知の通り、日本付近はその動きの激しい地域のひとつです。 そんな激しく動く地表の中に埋めても、長い年月の後には、地上に出てきてしまう可能性は高いと思います。
数十年、数百年間地中にあるうちに無害化して、その後地上に出てきても問題にならない物ならこの方法もアリだとは思いますが、放射性物質の中には半減期が数万年もかかる物もあります。 子や孫の世代へ安全な環境を残す事は大事ですが、同時にそれよりずっと先の世代にも気を配った政策が必要であろうと思います。 地中に埋めて、後は野となれ山となれ・・では無責任だと思います。
2つ目の理由は、技術は常に進歩するものだからです。
現時点では、放射性廃棄物は、非常に困った物質です。 しかし、あと数十年後、数百年後には役立つ物質になるかもしれません。 例えば、ガソリンや天然ガスを縄文時代の人が手に入れても、困った物質にしかならないと思います。 何故なら、現代人はエンジンやガスボンベ・ガスコンロの様な道具を使って、上手にそれらの物質を利用する事ができますが、縄文時代にはそんな物はありませんので、すぐに燃え上がる危険な物でしか無いからです。 それと同じです。
現在の我々の技術レベルでは、上手に取り扱う事ができないけれど、未来の世代なら上手に扱う事ができるかもしれません。 ならば、地球上には有限かつ微量しか存在しない貴重な放射性物質は、大事に保管すべきだと思うからです。
個人的には、ドライキャスクなどに封じ込めて、管理できる地中(廃坑跡など)で、保管する方法が良いと思っています。 ドライキャスクは、空冷式の保管容器なので、プール保管の様な冷却水切れの心配もありません。 子や孫など、顔の見える子孫の世代には、申し訳ないですが、管理に協力をお願いしたいと思います。
http://goo.gl/2ccAE
同時に、オメガ計画の様な、使用済み核燃料の処分方法の研究などは、今後も続けるべきだと思います。 日本に限らず、世界各国が使用済み核燃料の処分方法には頭を悩ませています。 この技術があれば、日本にある物を全て処分した後も、世界中でその技術を生かせるでしょう。 場合によっては、核兵器の処分方法にも技術転用できるかもしれません。 そうなれば、世界から核兵器をなくす大きな原動力にもなります。 世の中には、核関係の技術開発は全て中止して、その予算を自然エネルギー関係の開発に全額振り向けろ・・というヒステリックな意見もありますが、技術開発の中身をよく吟味して検討すべきだと思います。
http://goo.gl/UxbyR
今日は日は東日本大震災から2年目の日です。
改めて自然の驚異を考えさせられるこの頃です。今見ても地震、津波の恐ろしさにはただただ恐怖の気持ちが募るばかりです。
そして原発事故・・・これは人災としかいいようがありません。
原発反対ではありますが今ある高レベル放射能廃棄物を何とかしなければならないこと、そしてこれ以上それを増やさない事の二つが大きな課題だと思います。
大変難しい問題ではありますが、何とか解決してほしいものです。私個人の力ではどうする事も出来ません。
こうして考えを発信するのが精一杯です。
皆さん貴重な御意見有難う御座いました。